こんにちは。
今回はヨーロッパ線とアジア線を合わせると年間20回以上の長距離飛行機に搭乗する筆者が、エコノミークラス搭乗の際に行う、ビジネスクラス並みに快適に過ごすor疲労を減らすためのコツ7選を皆さんにお教えします。
特にヨーロッパやアメリカ線などの長距離線飛行機では
飛行時間が10時間を超えます。
到着してからの観光や仕事を効率よく行うためにも、飛行機の機内をいかに快適に過ごして疲労をためないか、むしろいかに休みを取るかが大変重要になってくると思います。
筆者はデルタアメックスゴールドカードのおかげで、たまに座席のアップグレードをしてもらえることがありますが、基本はエコノミークラスです。また、簡単に寝ることができない性格から、いろいろな快適に過ごすための方法を編み出してきました。
今回はその中から特に効果のあった方を7つ紹介しますが、まずはグッズ・準備編としてフライトのチケットを取る前から行うべきコツ、もしくはあると便利なグッズとして、4つご紹介します。
飛行機移動は準備が大切です!
定番のことから、意外な方法まで紹介いたしますので、ぜひ旅の参考にしてみてください。
おすすめグッズもこちらで紹介してますので合わせてご覧ください!
1. 日本の航空会社か、最も長い便が日本発の発着便を選ぶ
じつはこれ意外に重要です。
「母国語」というのがキーワードです。
オレは結構英語得意だから。という方
ネイティブレベルでなければできれば日本語対応の便を選ぶのがベターです。
ネイティブレベルだからという方。読み飛ばしてもらって結構です。(笑)
筆者は半海外生活をしていて英語がある程度得意なつもりですが、やはり機内というノイズの大きい特殊な環境では、よりきれいな発音や、大きくはっきり発音するように心がけてます
経験ないでしょうか?外資系の国際線でドリンクは何がいいかと聞かれたときに、「コーラ」というとても簡単な英語なはずなのに何度も聞き返されてしまったり(英語でコークかなコーラかなってなった方はその時点でもうめんどうですよね)、定番のチキンorビーフと聞かれているのに何を言ってるのかわからず適当に答える、などです。
これらは機内で頻繁に起こっているのを筆者もよく目にします。
じつは機内の食事やドリンクなどは、(後ほど記載しますが、)体内時計調整において機内を快適に過ごすために非常に重要な要素です。 なのでストレスなくいきたいですよね。
また、飲食だけでなく、寒ければ追加の毛布が欲しい、や、急にのどが渇いた、ちょっとした問題が発生したなど様々な場面で必ず添乗員さんと話さなければならない場面が出てきます。
旅先や仕事先では、自分で解決できたり、説明する時間がたっぷりあるかもしれませんが、機内という特殊環境ではそうもいかないため、思いのほか毎回手間取ってしまい、結構なストレスがかかっているはずです。
また、日本語ですと相手も話しやすいため、細やかなサービスをしてくれるようになります。
そのため機内で日本語が通じるというのは皆さんが思っているより重要で、いらぬストレスを軽減してくれます。
よって、「日本の航空会社JALやANAなどを選ぶ」ことをお勧めします。日本の航空会社はただでさえサービスもいいですしね。
JALやANAなどのフライトのないような場所では、
「外資系や共同運航便ではなるべく一番長いフライトが日本発の発着便」
をお勧めします。といのはこうすると日本の発着便では基本的に日本人の添乗員の方がいることが多いので、問題が起きても安心です。
といことで
航空会社を選ぶときには、値段との兼ね合いもありますが、
ぜひ母国語が通じるかどうかを考慮に入れてみて下さい。
余談ですが、私はいつも飛行機のチケット買う際は、スカイスキャナー や、楽天トラベルといった、航空券比較サイトで価格を調べる→いいと思った便を念のため航空会社のホームページで検索し比較しています。特に外資系航空会社の場合びっくりするくらい安い便があることがありますので試してみてください。下に大手の比較サイトを紹介しておきます。
特に スカイスキャナー が超簡単でいつも最安値であることが多いので、頻繁に利用してます。↓ ↓
楽天トラベルも載せておきますね。
長距離国際線の航空券は高いので慎重に選びたいものですね
2. 座席指定
これも結構重要です。特に私のように寝れない性格の人にはとても重要になります。
私は壁にもたれると寝れることが多いため、いつも窓側を取ります。
私も含め、日本人は長距離国際線で避けれないトイレの際に、通路側の席の方に一度立ってもらうのを遠慮するため、通路側も
人気だそうです。私はいつもそれも踏まえて非常口近くの窓側もしくは前が空いている席(壁の後ろなど)を取ります。
そうすると前に席がないのでトイレも自由で、かつ窓にもたれれるので最高です。ですがこの席は追加料金がかかる場合があったり、すぐに埋まってしまうので確認が必要です。
(外資系の航空会社ですと、英語が必須と書いてあります。確かに事故が起これば脱出の手助けをしなければならないようです。)
あと
ノイズの観点ですが、やはりファーストクラスが前にあることからわかるように、
エンジン(や翼)より前の席が静かです。
翼の真横より後ろに行くと急にうるさくなります(非常口近くの席は翼の真横ですが、比較的ノイズはましです)。
ノイズカットの重要性はこちらの記事でくどいほど紹介しています。(笑)
この辺も考慮して座席を選ぶとよいと思います。
後ろのほうが生存率が高いとか言われてますが、諸説ありますし、事故はめったに起こりません。
おすすめはできるだけ前の窓側、できれば非常口横もしくは壁の後ろです。
(もちろん航空会社や発券方法によっては事前の座席指定ができない場合もあります。その場合はウェブチェックインの時にできることが多いですが人気席なので早めのチェックインで狙うしかないですね。)
3 [定番]機内用のグッズをそろえる
機内用のグッズはあるとやはり楽になります。ネックピローやアイマスクやフットレストなども紹介しますが、私が人に聞かれた際にまず買うようお勧めするのが、耳栓とイヤホンorヘッドホンです。
なぜなら、
機内では、すごい量のノイズが出ています。
特に長距離国際線ではジャンボジェット機が採用されていることが多いので、ノイズはさらに大きくなります。
そのノイズをかき消そうとして、エコノミークラスで配られるヘッドホンやイヤホンで音楽や映画を楽しもうとすると自然と爆音になってしまいます。
これは耳にもよくないですし、爆音にしたところであまり聞こえず、ストレスが溜まります。
サービスや座席の広さにおいて快適性が保証されているビジネス・ファーストクラスであっても、ノイズだけははエコノミーと同条件です。
なのでノイズキャンセリングヘッドホンが装備もしくは貸し出しされています。(それほどノイズをカットすることがストレス軽減において大切)
詳しくはこちらの記事を見てください。
ノイズをカットするためのアイテムとして今回は特に
ノイズキャンセイリングヘッドホンと、超お勧め耳栓をご紹介いたします。
ほかにも筆者の飛行機セットポーチの中身を紹介したいのですが、
上の記事で紹介していますのでそちらをご覧ください。
ヘッドホン
このヘッドホン、ほんとにすごいです。
飛行機って映画を見ることが多いと思いますが、ノイズの激しい機内でも、家で見るような普通の音量で楽しめます。更に音質もいいので機内が自分だけの映画館のようになります(この辺はさすがソニーさん)。
ソニー SONY ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン WH-1000XM3 B : LDAC/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2018年モデル ブラック
このヘッドホンがあれば、いつでもどこでも自分の世界を作ることができるので職場でもどこも愛用しています。すごく集中できます。間違いなくこの1年で一番いい買い物でした。
耳栓
次に機内では往復どちらも必ず寝ることが重要(寝る時間は違いますが。詳しくは次の記事で)なのですが、寝るという観点から必需品なのが耳栓です。
もちろん上のノイズキャンセリングヘッドホンを買ってもらうのが一番ですが、結構な値段がするので、せめて寝るときだけでもノイズをカットしてもらうべくこちらの耳栓を紹介します。
アメリカMOLDEX社製耳栓です。
SNR35dbですが、もっとカットしているように感じます。 またこの紹介している8種セットというのが面白くて、全て微妙に硬さや形状が違うため、どれが自分に合うのかいろいろと試す余地があり楽しいです。 気に入れば、そのタイプを大量買いするという段取りですが、汚れたり、へたったりしてないので私は同じのをずっと使いつづけてます。 ちなみに私には茶色が一番しっくりきました。このセットはAmazonでも結構評価よしです。
ちなみに私はヘッドホンと耳栓を併用してます。映画を見るときはヘッドホン、寝るときは耳栓という風に使い分けてます。エンジンより後ろの席になってしまったときは同時にどちらもつけて寝ます。無音です(笑)
4. スマホアプリを用いた時差ボケ対策
最後は体内時計調整、いわゆる時差ボケ対策です。
スマホアプリと格好をつけましたが、ただの時計アプリを使います。
機内で快適で過ごすコツというよりは、到着後に快適に過ごすコツといってもよいかもしれません。
機内での体内時計調整はまた記事に書きますが、今回は準備編として次のことを紹介します。
出発1週間前から、スマートフォンの世界時間を見るアプリ(iPhoneなら標準アプリ時計→世界時計)で到着国の現在時間を一日一回、確認するだけです。
iPhoneだとこの画面です。右上の +ボタンから都市を追加できます。
え、こんなこと?と思うかもしれませんが、これが実は準備編としては時差ボケ対策にとても効果的です。できれば、スマホの時間自体を現地時間に合わせてほしいのですが、日常生活に支障をきたすと思いますので見るだけで結構です。
現地が今何時なんだと確認することが大切です。
結構効きます。だまされたと思ってやってみてください。
機内に入ればもちろん現地時間にすぐセットしてもらうのがいいですが、それはまた機内編で記事にします。
番外編 ウェブチェックイン
番外編としまして。ご存知の方が多いと思いますが、ウェブチェックインは必ずしたほうがいいです。
長距離国際線では預け荷物が無いことはあまりないとは思いますが、もしなければすぐに手荷物検査に向かえますし、そうでなくても事前にチェックインを行うことで、便の運航予定や変更なども同時に確認できます。また早くに座席指定をできる場合もあります。
国際線は手荷物検査が厳しく、出国審査もあるので、少しでも当日の手間や問題の元は減らしておいたほうがいいでしょう。
フライト会社によって違いますが、スカイスキャナー で、LCCを除いて検索すると、ナショナルエアライン(大きな航空会社)で絞れます。基本的にこのような航空会社では、座席指定が可能です。
まとめ
今回は準備編として、長距離国際線に乗る前の段階でのコツを4つ+番外編として紹介しました。
実は飛行機に乗る前から、快適に過ごせるかどうかは決まってくることがおわかりいただけたと思います。
いまでは快適な空の旅を手に入れて、今ではフライト後の時差ボケはほぼありません。
とはいっても時差ボケに関しては、ならないための機内でのコツがいくつかあるため、また記事をかきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
快適な空の旅を。