今回は、
私の在住している町から程近いイタリア、ヴェネチアのお祭(フェスティバル)であるカーニバル(カルネヴァーレ)に参加してきました。
イタリアのベネチア(ヴェネチア、Venis) といえば、水の都と呼ばれ、
世界でもっとも美しく、最も有名な町のひとつですね。町全体がユネスコ世界遺産です。
そんな世界でも指折りのきれいな町で開かれるカーニバル。仮面舞踏会です。
ブラジルカーニバル、スペイントマト祭、イタリアオレンジ祭とならんで、筆者の行ってみたい海外の祭のうちのひとつで、
ベネチアンカーニバル、カルネヴァーレは祭好きとして憧れでした。
そんなベネチアカーニバルに参加したときの写真と会場案内(制限区域が多いので)、おすすめスポット、スポット周辺のレストランなどをご紹介いたします。
また、各観光スポットの詳細な情報やおすすめの日帰り用コースはこちらにのせてます!合わせてごらんください。
★【ベネチア】日帰り観光で行きたい見所を8つ厳選。効率よく回る地図とモデルコース
ヨーロッパ在住で、こちらのブログヨーロッパ担当をしておりますRyossinです。
ブログをはじめたばかりでつたないですが、どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、イタリア、オレンジ祭には念願の夢かなって参加してきました。最高でした。
よければ記事をご覧ください。
★白熱のオレンジ祭りに参加!何時から?開始時間と参加方法を紹介。トリノ・ミラノ観光に合わせても
★【保存版】オレンジ祭り参加してみた。トリノ・ミラノ・各都市からのアクセスと会場移動を徹底解説
ベネチアカーニバルとは
ベネチアのカーニバルといえば仮面ですね。
こんな仮面が、町中の露天や土産やに並び、町中がこれをかぶった人であふれます。
はじめは、イースター(復活祭)に向けて清貧な生活を送る40日間のクアレシマ(quaresima)と呼ばれる儀式の前に存分肉を楽しむ、キリスト教の「謝肉祭」が始まりと言われています。
ベニスの商人で知られるベネチアは、当時、栄華極めていましたが、身分階級がしっかりとしかれていた当時、身分や立場を忘れて皆で楽しむというのが難しかったので、中世ごろから仮面をつけて楽しむようになったようです。身分や立場を忘れて、心からお祭りを楽しんだのです。
そんな歴史ある祭ですが、いまは仮面だけでなく、全身コーデのコスプレ大会になっています。(言い方悪いですかね?笑)。しかし、そのコスプレにはそれぞ地域ごとに特色が違っているようです。
特に決まった催しは、カルネヴァーレ(カーニバル)の初日、そして、クアレシマが始める灰の水曜日の前日の火曜日(カーニバル最終日)などです。サンマルコ広場がとても盛り上がります。
筆者は初日に行きましたので、伝統である天使の舞(天使が鐘塔から港へと降りていくショー)が見れした。
伝統的に、これを機にベネチアンカーニバル「カルネヴァーレ」がスタートするのですね。
そのほかでも、この期間はこの街中がイベント一色になり、2月のほぼ一ヶ月開催されているので、誰でも気軽に観光がてら参加できるのが魅力です。
自分もコスプレして参加したいという方はこちらのサイトに非常にわかりやすく解説がしてあったので、ご覧ください。
こちらの記事では、見所や場内の回り方を中心に紹介させていただきますね。
カーニバル初日と、最終日以外はパレードなどがたくさんあるわけではありませんが、たまに広場で催し物が行われると、入場制限や立ち入り規制となるので、そのときの広場への行き方なども紹介します。
ちなみに筆者は初日に行きましたのですごい人でした。その時の規制の様子をご説明いたします。
見所
まず一番の見所は、なんと言ってもコスプレショーです!
サンマルコ広場を中心としていたるところに全身コスプレをされた方がいらっしゃいます。
サン・マルコ広場とそのエリアの地図はこちらです。
皆さんすごく気合を入れてるので本当に見とれてしまいます。
ベネチアの美しい景色と相まってほんとにすばらしいです。
仮面や衣装の人には気軽に話しかけて,
一緒に写真を撮ってもらえますよ!
もうひとつの見所として、
露天や土産屋があります。どこもかしこもカーニバル使用にデコレーションされ、仮面だらけです。これもまた見所です。
仮面は3ユーロ~(400円くらいから)売っているので、ぜひそれを買ってコスプレをしている人と写真を撮ってください。
後は、やはりベネチアは町並みがすばらしいです。感動しました。イタリアの街には多数行っていますが、1番好きな街並みの一つです。張り巡らされている水路がたまらないです。
マルコ広場にある鐘塔に上ったのですが、ここからベネチアを一望でき、オレンジ一色の町は最高の眺めです。
会場の回り方(地図で解説)
先ほど行ったように、カーニバル自体は【サン・マルコ広場】が中心です。
仮面をかぶった人たちを見るなら、朝10時ごろから16時ごろまでに行くのがよいでしょう。
ベネチアには、行くべきおすすめスポットとして、
【サン・マルコ寺院】サン・マルコ広場にある寺院
【鐘楼】こちらもサンマルコ広場にあり、上に上れてベネチア中を見渡せる。
【リアルト橋】一番の景観、写真栄えスポット
【ため息橋】白い大理石の橋
【アカデミア橋】木製の情緒ある橋
などがあります。こちらで紹介していますのでよければご覧ください。
地図で見ると位置関係はこのような感じです。
メインの水上バスは紫で示したところ(1番2番線)を通っており、その他はすべてゴンドラか徒歩移動です。
バス、電車はありません。
ベネチアは
街並みがほんとに美しく、迷路のように入り組んでいるので、
街をあるくだけでも楽しく、角を曲がるたびに感動させられます。
なのでぜひ、歩いてサンマルコ広場まで行くこと(黄色)をおすすめします。
空港からのバスや電車でまず、サンタルチア駅へと到着するはずですので、
サンタルチア駅→リアルト橋→サンマルコ広場と鐘楼
帰りは、サンマルコ広場で水上バス(Vaporetto:ヴァポレット)1番線か2番線(快速)にのり
サンマルコ広場→アカデミア橋→サンタルチア駅
という流れが無駄なく1日で回れます。寄り道しまくっても1日で回れます。
イタリアはとても高速鉄道網が発達しているのでイタリアの人気観光地各所(ミラノ・フィレンツェ・ローマなど)からは電車(高速鉄道)でこのサンタルチア駅まで直接来れます。車内はきれいですし、とてもお勧めです。
私は日本語で購入するときはレイルヨーロッパを使います。日本語で購入できますし、チケットを先に買っておくことで慣れない海外での移動をストレスなく行えるのでお勧めです。
ちなみに【リアルト橋】からの眺めはこんな感じです。
さらに各スポットの詳細や、日帰りおすすめコースの詳細はこちらの記事で紹介してます!
立ち入り禁止区域の設定日
カルネヴァーレ(カーニバル)の初日、そして、クアレシマが始める灰の水曜日の前日の火曜日(カーニバル最終日)などには、サンマルコ広場でパレードなどのイベントが行われており、その際はサンマルコ広場に通じる道がほとんど立ち入り禁止になることがあります。
規制やイベント自体は半日で終わるため、イベントをずらせば観光に影響はありません。
私の行ったときは、カルネヴァーレ(カーニバル)の初日のパレード、なぞのオリンピック誘致イベントですごい人でした。
これが天使の舞です。この女性は毎年選ばれるようです。
このときの規制はこれらの道で行われていました。
サンマルコ広場に入るには
ため息橋を通って海側に出て、
海側からサンマルコ広場
サンマルコ広場から街側へ
という流れで規制が行われておりました。
参考にしてください。
まとめ
ベネチアは町がほんとに美しいうえにさらにこんな楽しいカーニバルなんて、これはこの時期に合わせていくしかないですね。
2月初旬から、下旬の火曜日まで毎年開催されます。
期間は念のため、自身で確認していただくようお願いいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。