フランスや特にパリへの旅行を計画されている方は、パリだけでなく、モンサンミシェルやストラスブールといった魅力ある地方観光地へと日帰りで行くことが可能なため、高速鉄道TGVやフランス国鉄SNCFの利用を考えている方が多いのではないでしょうか。
フランスは鉄道網が非常に発達しており、特に高速鉄道のTGVは新幹線をしのぐスピードで運行し、パリを中心に各地へと路線が広がっています。
特に私の場合、フランスに在住しているので、フランス国鉄SNCFにお世話になる機会がとても多いです。
そのチケット購入の際にいつも利用するのが、フランス国鉄SNCFの公式サイトOUI.sncf(英語)です。
このサイトは英語ですが、非常にわかりやすく外国人にも親切なサイトだとは思いますが、やはり慣れていないと購入やチケット発券方法が不安です。
そこで、今回はチケット検索・購入から、発券して当日の乗車の流れまで、徹底解説いたします。
写真つきですので、参考にしてください。不明な点はコメント欄にご記入いただければお答えいたします。
ちなみに、あの有名なモンサンミシェルの行き方などはこちらの記事に載せています。フランス旅行にきたら一度は行ってほしい観光地です。
ぜひ参考にしてください。
OUI (フランス国鉄公式サイト)
私はフランスでの電車移動(高速鉄道TGV、ローカル線)ではすべて前もってチケットを購入します。やはり現地で買うとトラブルの元ですし、フランス国鉄公式サイトが優秀ですので、事前購入がおすすめです。
また、旅行や移動の予定が決まってるのであればできるだけ早めの購入がおすすめです。
早ければ半額でチケットを買えたりします。
購入方法
Train travel around France and Europe by OUI.sncf
こちらのサイトです。バスのチケットまで、一発で買うことができます。
もし、モンサンミシェルに行く方は、こちらに実際の買い方を乗せているので、こちらを見たほうがいいかもです。
2019年最新【フランス在住】モンサンミシェルへパリから行く方法。切符の購入など徹底解説。
上のリンクを押すと、こんなページに飛びます。
- From...のところ【出発地】(英語)ex. Paris
- To.. のところに【行き先】を打ち込む。(英語)ex. Mont Saint Michel
- 右上から、日付と時間を選ぶ
- 右下の下矢印を押せば人数を増やせます。Number of passenger のプラスを押していき、年齢を選びます。(年齢選びが結構大事です)
- Serach を押すだけです。
すると、検索一覧が出てきます。
- 各便の下矢印みたいなやつか、各便の値段を押すと、どこに経由するのかや旅程の詳細が出てきます。(Journey detail)
- Choose your sheat で座席指定ができる場合があります。
フランスは1等車(新幹線エコノミークラスに相当)ですと、一人席
- Separate seat
があるので、私はいつもとります。
- Travel facing forwards(進行方向前向き)
をチェックすれば進行方向に対して前向きになります。
4人用のファミリー(Familly)やクラブフロア (Club four) を選ぶとテーブルつきの4人向かい合った席になりますし、普通の日本の特急のような2人席もあります(行き先によります)。
基本テーブルつきです。
用語を解説しておくと、
- Dual side by side(隣合せ)
- Aisle(通路側)
- Window(窓側)
これらの細かい席については、切符購入直前の最後のページでわかることもあります。
最後に、
- Select this outbound journey at --€
を押してもらえば、詳細が出てきますので、座席等を最終確認して、
下のほうの
- Confirm and pay
ボタンを押すと、支払い情報の入力画面に行きますので後は大丈夫だと思います。
注意してほしいのがチケットの発券方法で、選べるときと選べないときがあります。
- 家で印刷
- e-ticket(スマホのメールに保存)
- 駅で印刷
などがあります。
家で印刷の場合
Home Print... となっていますので、
必ず日本で印刷して言ってください
改札がある駅もありますがそのときは、QRコードを写真読み取り部にタッチしましょう。
無ければそのまま乗っていただいて大丈夫です。あとで車掌さんが確認に来ますので見せましょう。
e-ticket の場合
大きな駅から乗車する場合はこの方法が多いです。
スマホの登録したアドレスにメールが届きます。当日見せれば大丈夫です。スクリーンショットなどを取っておくとよいでしょう。紙で印刷もできます。
改札がある駅もありますがそのときは、スマホの画面の明るさを最大にしてQRコードを写真読み取り部にタッチしましょう。
無ければそのまま乗っていただいて大丈夫です。あとで車掌さんが確認に来ますので見せましょう。
駅で印刷 (Collection from an Automatic Ticket Machine)
これが結構注意です。
購入したときのクレジットカードが必要です。
筆者は一度これを忘れて、駅で異常に高い当日券を再度買わされました。
何とか交渉して返金までこじつけましたが、相当な英語力かフランス語力が必要です。
当日混乱しないためにも、
選択肢があるならば、家で印刷もしくはe-Ticket 発券をおすすめします。
おまけ。日本語でチケット購入「レイルヨーロッパ」(旅行代理店)
日本語で購入したいなら「レイルヨーロッパ」がおすすめです。
手数料こそ取られますが、TGVの予約もできて、チケットを郵送してくれます。
ただし、代理店を通す際は、事前予約も日数的に余裕を持ってする必要があるため、当日、翌日、翌々日といった近い日程での列車予約をする場合はOUIを利用します。
これは説明要らないでしょう。簡単です。チケットを受け取れば乗り方は上で説明しているとおりです。
当日の乗り方
ほとんどは上で説明してしまいましたが、
もう一度詳しく説明いたします。
家で印刷、e-ticket(スマホのメールに保存)
当日に向けて、QRコードの入ったチケットを印刷していくことをおすすめします。
e-ticketの場合、スマホに表示できますが、万が一のために私はいつも印刷します。
当日は
改札がある駅ならば、QRコードを機械に通します。(画面を最大の明るさに)
無ければそのまま電車にのり、自分の席に座れば大丈夫です。あとで回ってきた車掌さんに見せれば大丈夫です。ボンジュールと挨拶を返すのを忘れずに笑。
駅で印刷 (Collection from an Automatic Ticket Machine)
もう一度いいますが、購入したときのクレジットカードが必要です。
準備するものは
- 購入したときのクレジットカード
- 自分の予約情報
です。
当日は、赤い自動券売機を探してください。
ここで、英語を選び、指示に従ってチケット番号など情報を入力してください。
(直感的な操作が可能です。今後詳しく追記したいと思います。)
もしわからなければ、SNCF Office(フランス国鉄オフィス)向かいます。入るとスタッフの人が整理番号をくれます。いなければ、整理番号を発券する機械から整理券をとって、番号が呼ばれたら自分のチケット情報を見せましょう。
すごくやさしいので、英語ができなくても、印刷していった情報を見せれば大丈夫です。
自動発券機は基本そんなに並びませんが、オフィスは並ぶときがあります。
どっちにしろ、日本の新幹線とは勝手が違うので、早めにいっておくことをおすすめします。
あとは、チケットのQRコードを改札で機械に見せるか、無ければ、電車に直接乗り、車掌さんに見せれば大丈夫です。
フランス国内であっても飛行機移動を検討する。
ヨーロッパは、ライアンエアーやイージージェットのおかげで航空網も非常に発達しています。
フランス国内であっても飛行機移動が安くて早い場合があります。
私はいつもスカイスキャナー と言うサイトを使って電車との値段を比較してます。
大手比較サイト楽天トラベルも載せておきますね。
(飛行機の場合、空港から中心街が離れていることがあり、料金もその分かかります。パリですとオルリー空港を利用すると非常にパリ市内へ近くて便利です。料金は普通の券売機から購入できる便利なオルリーバスで「市内(パリ市内南部のダンフェール・ロシュロー広場駅)まで8ユーロ(1000円前後)」と非常に安いです。)
一度比較してみてから購入してみて下さい。
飛行機に乗る際はこちらの記事も参考に!
まとめ
OUIは最も安く、便利なサイトですので、ぜひこちらのサイトを利用することをおすすめします!